ビカクシダ マウントルイス

ビカクシダ マウントルイス P. ‘Mt.Lewis’

オーストラリア北東部クイーンズランド州のルイス山(Mt.Lewis)で発見されたとされる個体群にあてられた名称がマウントルイス

存在が確認された当初は19番目の原種ビカクシダ発見か?と騒がれたようですが独立した種としての記載が無く不明な部分もある本タイプですが園芸の世界ではそのような部分も含めて楽しめると趣味の幅が広がります。

現在、当ファームにて胞子培養苗のマウントルイスを生産しております。

マウントルイスにも胞子培養苗からの選抜株や変異株(ミュータント)といったバリエーションが知られておりコレクション性の高さも伺えます。

胞子培養苗のマウントルイスを数多く観察していると特徴がある事に気が付きます。

胞子体が成長を始め貯水葉が展開を始める前あたりから胞子葉が濃い緑色に色付きます。

また、トリコームが無い分、葉に艶が出て独特な光沢を放ちます。

成長したマウントルイスの垂れ下がる胞子葉が特徴的ですが小さな胞子培養苗でも成長後の片鱗を覗かせていますね。

マウントルイスの育て方には少し注意点があります。
  • 葉にトリコームが無いので長時間の直射日光(特に真夏)には当てない
  • 真冬の屋外の寒さに注意(冬場は室内管理が安全です)

上記に注意すれば一般的なビカクシダの育て方と変わりありませんので是非育てて見て下さい!


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